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ずらしてあたかもフルスクリーンのように見せかけることを指します。
マルチスクリーン環境や、wikiを見ながらフルスクリーンでゲームを楽しみたい時など、起動のたびに手動で位置調整せずに
済んで便利です。
今回はプログラムの起動に合わせてウィンドウのサイズと位置を変更し、ウィンドウフルスクリーン化するチュートリアルです。

①トリガーを起動時に設定します。
②監視プログラム(起動を監視するプログラム)を指定します。
③対象プログラム(ウィンドウフルスクリーン化するプログラム)を指定します。
④ウィンドウ操作にチェックを付けます。
⑤操作種別を指定にします
⑥サイズ変更にチェックをつけます。
ゲームによってはゲーム側でウィンドウサイズを変更しなければ正常に動作しない場合があります。
また、ここで指定する値はウィンドウ全体のサイズです。(クライアント領域のサイズでは無い)
ゲームに合わせて設定するかしないか決めて下さい。
⑦位置変更にチェックをつけます。
ここで設定する値はゲームやWindowsの環境に依存します。
製作者の環境だとX-3、Y-18がちょうどいい位置です。
⑧対象発生まで待機にチェックを付けます。
トリガーの起動時はアプリケーションが起動した場合を指します。
しかし、その時点ではウィンドウが生成されていないため、ウィンドウ操作系のアクションは失敗します。
この項目にチェックをつけると、タイムアウトで指定したミリ秒(1/1000秒)が経過するまで、ウィンドウが生成されるのを
待ちます。
⑨OKボタンを押します。
◆うまくいかない場合
ゲームによってはゲーム起動→ウィンドウ生成→ウィンドウサイズ変更といった流れを取っているものがあります。
この場合、ウィンドウ生成の時点でChainTaskがウィンドウサイズを変更→ゲームがウィンドウサイズを変更といった
動作を取り失敗するときがあります。
その場合は以下のように上記の物を変更してみて下さい。

⑩トリガーをアクティブ時に設定します。
⑪実行待機に適切な値をミリ秒で指定します。
実行待機とはトリガーの条件が一致してから実際に実行されるまでの待ち時間です。
今回の場合はゲーム側がウィンドウ生成からウィンドウサイズを変更するまでをミリ秒で指定します。
プログラムの都合上、実行待機の後に対象発生まで待機といったプライオリティになっています。




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